Modic分類（椎間板の骨髄浮腫性変化の評価）
type1 線維結合織の増生（T2 high, T1 low, 造影あり）
type2 脂肪変性
type3 骨硬化像
神経原性跛行を呈する腰部脊柱管狭窄症患者260例を対象、NRS（Numerical Rating Scale）スコア3点以上を腰痛あり。 腰痛の有無では、NRSにおける臀部〜下肢疼痛・しびれ感、SF-36に基づく健康感、椎体終板障害、Modic変化、椎間板変性の分類、椎間板高分類に有意差（いずれもP＜0.05）。
多変量ロジスティック回帰分析で、腰痛と糖尿病（オッズ比2.43、95％CI 1.07-5.53）、上記疼痛・しびれ感（同1.34、1.17-1.52）、健康感（同0.97、0.95-0.99）、びらん性椎体終板損傷（同3.04、1.51-6.11）との有意な関連が示された（いずれもP＜0.05）。
Minetama M, et al. Spine J. 2021 Sep 29.
