2014年5月25日日曜日

RAO(編集中)

(1)前方アプローチ
 低侵襲、移動骨片への血流温存、大血管損傷リスクが低い、外転筋群低侵襲、恥骨非切骨、切骨面広い、産道非侵襲、小皮切

■分類
①西尾
②田川
③村瀬
 Ollier皮切変法大転子切離

④Wagner
⑤Eppright
 
⑥Gantz
多角骨切り、骨盤内側アプローチ、

⑦Curved periacetabular osteotomy
 大転子、殿筋群の翻転
 外側大腿皮神経障害、恥骨上枝の骨癒合遅延

(2)偏心性回転骨切術(ERAO)
・骨頭を内包化・遠位化する。
・骨移植を必要としない。
・半径40/45mmノミ使用。
・骨片の厚さは20mm
・(工夫)村瀬式で臼底骨切り:骨欠損が大きいため、腸骨側に骨皮質が残るようにする手法

(4)RAOの工夫
・金抜無しの吸収スクリューの使用(スーパーフィクソーブ3本)
・X線的には初期であっても、関節鏡では軟骨変性をしている例がある。→MRI T2mappingによる評価。
・関節内治療(軟骨下骨、軟骨部を広範にするために臼窩のmultiple drilling, microfracture、骨髄未分化細胞による線維軟骨化生を)
・FAIに注意